委任状のひな形、書き方、例文に関する簡単お役立ちナビ

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委任状が必要になる時はいつ?

委任状とは、本人以外の第三者に代理権を授与して、本人に代わって法律行為や事実行為の代行を行わせる旨を表示した書面のことを指しています。個人を相手方にする場合も、集会での代理出席の場面でも必要とされることが一般的です。それではどこに必要性はどこにあるのでしょうか。

もちろん本人以外の人間が身代わりとなって行動するわけなので、無関係の第三者や本人を騙ったなりすましの人間が悪意を持って行動することを防ぐ趣旨で作成し、必要に応じて相手方に書面内容を確認してもらう等することになるのです。

当然、書面でなくても代理人であることが明らかになれば、問題はありませんが代理権を的確に証明するには書面の形で証拠に残す方が、確実かつ定型的に立証できることが理由となって、委任状が作成されるのが一般的な趨勢となっていると言うわけです。

このように重要な書面として委任状は認識されていますが、決まった形式が法律で定められている訳ではありません。代理権を授与された事実と代理人、受任事項を記載して本人から代理権を授与する意思表示を読み取ることが出来るのであれば、様式は自由で作成も個人の裁量にゆだねられています。一般論としてはわかっても、実際の場面では何を書けばよいのか、困ってしまうもの。そこで具体的場面に応じて、委任状の例文を検討して行きましょう。

PTA総会や団体の総会に参加できないときの例文について

このような総会では個人の権利義務を行使したり、自分の利害関係に直接関与するわけではなく、それぞれの参加者は時間を割いてやむなく出席をしていると言う特徴があります。参加したからと言って、特段自分の利益がはかられるわけではなく、子供や地域住民の利他的動機に基づいて出席している総会を欠席するわけなので、出来る限り丁寧に不快感を覚えさせないことが大切です。


「今般、わたくしは諸般の事情により今回の会合に出席することが出来ませんでした。皆様多忙の中出席されているにも関わらず仕事とは言え私事の都合により欠席せざるを得なくなったのは誠に心苦しい次第です。つきましては代理人某氏に私の一切の権限を委任し、その判断に従うことにいたしました。総会の判断も了承しますので何卒、ご了承ください。」

もちろん、本人の住所・氏名を自書して認印も押印しておくのが望ましいでしょう。

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財産の名義変更を行うときの委任状の例文

財産の処分といっても色々なものが考えられますが、典型的な不動産を処分する時の委任状の例文を検討して行きましょう。不動産とは言うまでもなく大きな財産的価値を有する財産です。その権利を取得していることを第三者に堂々と主張するには不動産登記簿に新たな所有者の名前を登記する必要があります。ここで注意が必要なのは不動産の名義変更を行うときに押印する委任状には実印押印をしなければならないと言うことです。

 

「私は、今般後記不動産についての売買登記の代理権を何某に委任します。なお投棄識別情報通知の受領についての代理権も受容します」

 

と言った例文になるのです。これ以外には名義変更の対象となる不動産の地番や地積などで物件を特定しておく事項も付記しなければなりません。

 

携帯電話の解約時の委任状の例文

携帯電話などの解約では定型的かつ大量に案件を処理するために、書式があらかじめ揃っているのが殆どです。しかしj事前に用意することが難しい事態もあるでしょう。ただし解約届は結局、定型の書式に記入することになるので、あくまで代理権を授与している旨を明確にするのが優先されます。

「今回、私は帰社の携帯電話を解約することに決定しました。しかしながら諸般の事情で赴くことが出来ないので、携帯電話解約手続きの代理を何某に委任します」

このような例文になるわけです。ポイントは明確に携帯電話の解約する旨と、代理人に手続き全般をゆだねる旨を明確にしておくことです。

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